ルバーブのクランブル


Rhubarb Crumble


クランブル(crumble)は英語でほろほろと崩れるの意。材料をほろほろになるようにまぜ合わせ、果物などにのせて焼いたイギリスのデザートです。
初夏に旬を迎えるルバーブはクランブルとの相性抜群。大ぶりにザクザクと切って耐熱皿にのせたら、クランブルをふりかけてオーブンへ。ルバーブはとろとろに、クッキー生地はサクサクに。焼きたての熱々にアイスを添えて、家庭でしか味わえないできたて美味しさです。

ルバーブについて
ルバーブはシベリア原産の野菜です。しっかりとした酸味と香りが特徴で、ヨーロッパでは古くからジャムやジュース、タルト、パイなど、果物と同じようにお菓子づくりに欠かせない食材として親しまれてきました。
日本でのルバーブの旬は、5月のゴールデンウィーク明けの頃から8月下旬。品種によって赤や緑、赤と緑のグラデーションのものがありますが、酸味が強く、仕上がりが美しいので、私は真っ赤なルバーブを好んで使っています。

ルバーブはとても面白い素材です。生では繊維質で匂いも青臭く、そのまま食べる気には到底なりません。それが摩訶不思議、火を入れるとその繊維がホロホロト崩れ、あっという間になめらかなペースト状になるのです。刻んだルバーブを生のまま生地に入れて焼き菓子に使えるのも便利。生地の中で自然にジャム状になるのでとても手軽です。砂糖にまぶして火にかければ簡単に甘酸っぱいジャムに。いろいろな形でお菓子に使えるのもルバーブの面白さです。

材料 | INGREDIENTS
キャセロール(15×21×3cm)1台分
・ルバーブ 200g(長さ30cm×3cmくらいのもの2本)

【クランブル】
・無塩バター 40g(常温に戻す)
・ブラウンシュガー(またはきび糖、三温糖) 40g
・塩 ひとつまみ
・薄力粉 40g
・アーモンドパウダー 40g

◇ キャセロールがなくてもバットやパイ皿などでも代用できます。

オーブンを180°Cに予熱しておきます。

1. クランブルを作ります。
室温に戻しておいた無塩バターをホイッパーでクリーム状にします。
◇ 室温に戻しておいてもバターが固い時は >>>

2. ブラウンシュガー、塩、薄力粉、アーモンドパウダーを合わせてふるい入れます。

3. ホロホロになるように、ゴムベラで切るようにしてまぜます。
◇ こねてしまうとひとかたまりになってしまうので、まぜ方に注意します。

4. バターのかたまりがなくなり、粉気が見えなくなったら、冷凍庫に10分ほど入れて冷やし固めます。

5. ルバーブはよく洗い、皮をむかずに、2〜3cm幅にカットします。

6. ルバーブをキャセロールに入れます。

7. ルバーブの上にクランブルをふりかけます。
◇ 大きなかたまりのクランブルは手で砕きながらふりかけます。

8. まんべんなくクランブルをふりかけたら、180°Cに予熱したオーブン(2段の場合は下段)で30分焼きます。

9. クランブルに焼き色がつけば焼き上がり。焼きたての熱々を取り分けてどうぞ。

熱々の焼きたてにアイスクリームを添えて。。。冷たいアイスクリームと焼きたてのクランブル、贅沢な美味しさです。


Q & A


Q. ルバーブのクランブルが食べきれない時は。。。

A. 冷蔵庫で保存します。冷たいルバーブのクランブルも美味しいです。
焼きたてのクランブル、冷たいクランブル、それぞれの味わいをお好みでどうぞ。

Q. クランブルはグラニュー糖でもつくれますか?

A. グラニュー糖や上白糖でも同じように作れます。ブラウンシュガーなど茶色い砂糖でつくったクランブルは少しクセがあり、素朴な果物とよく合います。グラニュー糖などの白い砂糖でつくるクランブルはあっさりとした味わいに仕上がるので、繊細な味の果物に合わせると、果物の味や香りを邪魔しません。合わせる果物により砂糖を使い分けて、自分好みのデザートにアレンジしてみてください。

Q. クランブルは冷凍できますか?

A. はい、クランブルは1ヶ月ほど冷凍保存できます。一度にたくさんつくり置きをしておけば、好みの量を旬の果物にふりかけて、すぐにデザートがつくれます。

Q. ルバーブは冷凍できますか?

A. はい、冷凍できます。適当なサイズにカットした状態でジップ付きの冷凍用保存袋に入れて保存します。ただ、冷凍すると少しずつ悪くなるので、早めに使うことをおすすめします。 

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