チェリークラフティ

Cherry Clafoutis | クラフティは、卵に小麦粉や生クリームを合わせたアパレイユ(生地)を流し、さくらんぼを入れて焼き上げるフランスの伝統菓子です。焼き立てはカスタードプリンのようなふわっとやさしい甘みとチェリーの酸味を味わえます。冷やすとモチモチとした食感の生地にチェリーが馴染み、さらに濃厚な味わいに。どちらもおすすめです。

フィナンシェ Financier 

フィナンシェ

Financier |  卵白と焦がしバターで作るフィナンシェは、全卵と溶かしバターで作るマドレーヌとは似ているようで、材料も作り方も全く違うお菓子です。 美味しいフィナンシェを作るポイントはバターの焦がし加減。焦がしバターをマスターさえすればあとはとても簡単です。焼きたては、表面はサクッと中はもっちり、香ばしいバターの香るフィナンシェをまずは一口どうぞ。 生地を寝かす必要もなく、焼き時間も10分少々とあっという間に出来上がるので、急に友人に会うことになった時はパパッとフィナンシェを作って手土産にします。

ブールドネージュ

Boules de Neige | ブールドネージュはフランス語で“Boule”はボール・玉、“Neige”は雪、『雪の玉』という名前のクッキーです。英語では『スノーボール』とも呼ばれます。 卵を使わず、バターと砂糖、粉類だけでつくるクッキーはホロホロと口の中で崩れる食感。周りにまぶした粉砂糖は雪のように白く輝く見た目と、やさしい甘み、そしてクッキーが直接空気に触れないことでシケにくくなり、長く保存するための知恵でもあります。 素敵にラッピングして、クリスマスのプレゼントにも。

タルト オ ポム(りんごのパイ)

Tarete aux pommes | タルト オ ポムはパリのカフェの定番のデザート。 パイ生地にアーモンドクリームをのせ、薄くスライスしたりんごを重ねて焼くアップルパイです。 サクッとしたパイ生地に、りんごの酸味。薄地の軽い食感が後を引きます。 パイ生地はフードプロセッサーを使って家庭でも簡単に作れます。その生地を畳めば簡単折り込みパイに。 温かいお菓子は家庭のでしか味わえない美味しさがあります。心も温かくなるりんごのパイ。 りんごの季節になると必ず作る定番レシピです。焼き立てをどうぞ。

ポルボロン

Polvoron | ポルボロン、ポルボロン、ポルボロン。 口の中で砕けないうちに3回唱えることができたら願いが叶う。。。おまじないのような名前のクッキー。 ポルボロンはスペイン・アンダルシア地方の修道院で生まれた幸せを呼ぶお菓子。クリスマスやお正月、結婚式などのお祝いに欠かせない伝統菓子です。 口に含んだ瞬間、塵のようにホロホロと溶ける素朴でやさしい口あたりから、スペイン語で「粉」を意味する「polvo」よりポルボロンと名付けられました。 人々の幸せを願うクリスマス、手作りのポルボロンを贈り物にどうぞ。