Ume Syrup
梅シロップ
Banana Granola 
完熟バナナで作る『グラノーラ』
Rhubarb
ルバーブのお菓子

ブールドネージュ

Boules de Neige | ブールドネージュはフランス語で“Boule”はボール・玉、“Neige”は雪、『雪の玉』という名前のクッキーです。英語では『スノーボール』とも呼ばれます。 卵を使わず、バターと砂糖、粉類だけでつくるクッキーはホロホロと口の中で崩れる食感。周りにまぶした粉砂糖は雪のように白く輝く見た目と、やさしい甘み、そしてクッキーが直接空気に触れないことでシケにくくなり、長く保存するための知恵でもあります。 素敵にラッピングして、クリスマスのプレゼントにも。

オーストリアのクリスマスクッキー『バニレキプフェル』

Vanillekipferl | バニレキプフェルはオーストリアやドイツに伝わるクリスマスのクッキー。“Vanille”はバニラ、“kipferl”は三日月を意味します。 ホロホロと崩れるような軽い口当たりで上品な甘さのバニレキプフェル。私はヨーロッパで幸せをもたらすといわれる「馬蹄」の形にしています。粉砂糖をふりかけた姿が美しく、プレゼントにも喜ばれるクッキー。 型を使わず手で成形できるので、家族やお友達と一緒につくるのも楽しいクリスマスのお菓子です。

果汁で作るジューシーな『オレンジピール』

オレンジピール レシピ|Orange Peel recipe 果汁を加えてオレンジ丸ごと使って作るジューシーで香り高いオレンジピール。 オレンジピール作りは3日間。初日は下準備。果汁を絞り、皮をむいて水に一晩つけます。2日目は茹でこぼしと、下茹で、いよいよ砂糖の半量を加えて煮ていきます。3日目は残りの砂糖を追加して煮る仕上げ。日数はかかりますが、1日の作業はそれほどかかりません。 冷凍庫で2年ほど保存できるので、お菓子作りが好きな方なら、手作りオレンジピールを常備しておくことをおすすめします。

完熟バナナで作る『グラノーラ』

Banana Granola | オイルや蜂蜜の代わりにバナナを使った、とてもヘルシーなグラノーラです。バナナの油分と甘みでオイルと蜂蜜は少量で済みますし、食物繊維もたっぷり。潰したバナナにオーツ麦にナッツやお好みの穀物を混ぜて、ちょっとのオイルと蜂蜜を加えてオーブンへ。1つのボウルに材料を加えていくだけなのでとても手軽。朝食に、ヨーグルトやアイスのトッピングに、ほんのりとバナナの風味もあるのでそのまま摘んでおやつにも。

栗のブランデー煮

栗のブランデー煮

Chestnut in Brandy Syrup | 栗の季節の始まりに必ずつくるのが『栗のブランデー煮』。 ホクホクと柔らかくなるまで下茹でした栗を、ブランデーを加えたシロップでさっと煮て漬け込みます。芳醇なブランデーの香りが栗本来の美味しさ引き立て、まろやかでねっとりとした食感に。 保存ができるので、この季節のお茶うけに、焼き菓子のフィリングにといろいろ楽しめます。穏やかな秋の陽射しが注ぐ台所で、黙々と栗の皮を剥く作業はとても好きな時間です。

金柑マリネと甘酒ゼリー

Marinated Kumquat and Amazake jelly | すっきりとした甘さと爽やかな香りの金柑。 金柑を砂糖と少しのリキュールでマリネすると香りが開き、より華やかな味わいに。コンポートとは違い火を通さないので、柑橘の爽やかさをそのまま味わえます。 甘酒のゼリーにのせてお正月のデザートに。お料理の箸の休めとして添え物に。サラダのフィリングや魚介にもよく合います。 冬の季節の食卓に彩りを添える金柑を手軽に楽しめるマリネです。

暮らしの中で常備しているとお料理の美味しさが広がる自家製の調味料、季節ごとに作る保存食や発酵食など。
食材を大切にして長くいただく知恵から生まれたレシピをお伝えします。

実山椒の下処理|Japanese pepper|eat at home jp

実山椒の下処理

Japanese pepper| 実山椒の旬は5月下旬から6月。収穫たての新鮮なうちに下処理しておけば、冷凍で1年保存が可能です。 さわやかな香りとピリッとした辛み、ちりめん山椒や実山椒醤油、佃煮はもちろんのこと、野菜や魚の煮物の風味づけや、炊き込みご飯やパスタにと、少しの実山椒を加えるだけで、お料理の香りと味わいを豊かにしてくれます。四季を通して美味しさを楽しめる実山椒、常備しておきたい和のスパイスです。

蕗の薹味噌

蕗の薹をごま油で炒めて、すり胡麻と合わせます。苦味を程よく抑え、蕗の薹の香りが引き立つレシピです。 蕗の薹味噌は、薹が立ってしまったものや花が開いてしまったもの、摘んで時間が経ってしまった蕗の薹でも美味しくできます。日持ちもするので、早春の香りと味を長い時間楽しめます。 蕗の薹味噌を作るポイントは、手早く湯に落とし、キッチンペーパーで紙蓋をして、蕗の薹が湯から顔を出さないように茹でること。素早く蕗の薹全体に熱が行き渡らないと黒ずんでしまいます。 炊き立てのご飯にお酒のあてに、春の息吹が口の中に広がります。

木の芽味噌レシピ| kinome miso recipe (miso mixed with leaf bud)

木の芽味噌

kinome miso (miso mixed with leaf bud) | 木の芽がたくさん手に入った時は、木の芽味噌がおすすめです。 お味噌に砂糖とお酒を合わせ練り上げ、摘みたての木の芽を刻んで加えます。 まずは焼きおにぎりにしてみてください。ぱっくと頬張った口の中に爽やかな香りが広がります。 豆腐や蒟蒻にのせて田楽にしたり、白身魚に塗って焼いても美味。 木の芽味噌は日持ちがするので、春野菜のディップとしても楽しめます。

自家製ポン酢 レシピ|ponzu sauce recipe

果汁たっぷり 自家製『ポン酢』

ponzu sauce |搾りたてフレッシュな味わいと香りのよさが抜群の自家製のポン酢。 秋の香母酢(かぼす)や酢橘(すたち)、冬の柚子に橙。あたたかな鍋が恋しくなる季節とともに、さまざま柑橘が旬を迎えます。完熟して果汁をたっぷり蓄えた頃がポン酢を作るのに良いタイミング。 無農薬ならぜひ皮もすりおろして加えてみてください。香りと味の深みが増します。

香り豊かな 自家製『粒マスタード』

grain mustard | 手作りの粒マスタードは、より香り豊かで、贅沢な風味が広がる自家製のならではの美味しさです。 とても簡単に作れるので、おすすめの調味料の一つです。マスタードシードの潰し具合や、酢や蜂蜜のバランスで自分好みの粒マスタードに。 ドレッシングに加えたり、サンドウィッチのバター替わりにしたり、チキンやポークのソテーに生クリームと混ぜてマスタードソースにするのもお気に入り。さまざまなアレンジで幅広く使えます。