金柑マリネと甘酒ゼリー


Marinated Kumquat and Amazake jelly


すっきりとした甘さと爽やかな香りの金柑。
金柑は皮ごと美味しく食べられますが、砂糖と少しのリキュールでマリネにすると香りが開き、より華やかに。コンポートとは違い火を通さないので、柑橘の爽やかさをそのまま味わえます。
お正月の水菓子として、また甘酒のゼリーにのせてデザートに。お料理の箸の休めとして添え物に。サラダのフィリングや魚介にもよく合います。冬の季節の食卓に彩りを添える金柑を手軽に楽しめるマリネです。

金柑について

ビタミンCが豊富で、昔から風邪の予防や、のどの痛みや咳止めにと食されてきた金柑。旬は12月頃から3月頃。選ぶポイントは、色が濃く、艶があり、ずっしりと重みがあるもの。へたの部分が緑でみずみずしいものが新鮮です。金柑は皮ごと食べられますが、最近の金柑は苦味も少なく、より食べやすくなっているように感じます。生のまま白和えやサラダなどのお料理に、コンポートにしてお菓子のフィリングにと、色鮮やかな金柑は冬の季節の食卓に彩りを添えてくれます。

<金柑マリネ> 材料 | INGREDIENTS
・金柑 10個
・グラニュー糖または上白糖 20g(約大さじ1+1/2)
・リキュール(コアントロー、グランマルニエなど柑橘のリキュール) 小さじ1/2
◇ 金柑の個体差などありますので、砂糖、コアントローは目安です。微調整してください。

<甘酒ゼリー> 材料 | INGREDIENTS
100ml グラス4個分
・甘酒 200ml
・牛乳 100ml
・グラニュー糖または上白糖 40g
・粉ゼラチン 5g
◇ 甘酒は米麹、酒粕どちらのタイプでも同じように作れます。米麹が残っているタイプでも、お好きなものを使用してください。
◇ 砂糖の分量は甘酒の甘さによって調整してください。

<金柑マリネ>
1. 
金柑を洗い、ヘタをとります。

2. 半分にカットし、竹串などで種を取り除きます。

3. さらに半分にカットしてボウルに入れます。

4. グラニュー糖を加えます。

5. リキュールを加えて混ぜ合わせます。

6. 冷蔵庫に2時間くらいで美味しくいただけます。保存容器や保存袋に入れて2〜3日保存できます。

<甘酒ゼリー>
1. 
小さな容器に水25mlを入れ、粉ゼラチンを振り入れます。よく混ぜて、冷蔵庫で30分ほどふやかしておきます。

2. 小鍋に牛乳とグラニュー糖入れて中火にかけます。

3. 鍋肌がふつふつとしたら、ゼラチンをちぎり入れます。

4. ゼラチンが溶けたら、甘酒を加えてよく混ぜ合わせます。

5. グラスに注いで、冷蔵庫で2時間ほど冷やし固めます。
◇ 急いでいる時は冷凍庫で30分冷やします。保存する場合は冷蔵庫で冷やしてください。

甘酒ゼリーは冷蔵庫で2〜3日保存できます。
食べる直前に、甘酒ゼリーに金柑マリネをのせてどうぞ。

金柑マリネはそのままお茶請けにも。

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