チェリークラフティ


Cherry Clafoutis 


クラフティは、卵に小麦粉や生クリームを合わせたアパレイユ(生地)を流し、さくらんぼを入れて焼き上げるフランスの伝統菓子です。発祥はフランス中部のリムーザン(Limousin)地方。磁器の食器で有名なリモージュ窯のある地域。
初夏を迎える季節、日本でもアメリカンチェリーが出回り始めます。国産のさくらんぼに比べて実が大きく味が濃いアメリカンチェリー。見かけたらまずつくるのはこのクラフティ。旬のフレッシュなチェリーをキャセロールに贅沢にのせて焼き上げます。焼き立てはカスタードプリンのようなふわっとやさしい甘み、冷やせばモチモチとした食感、とちらもチェリーの酸味とよく合います。旬を味わうシンプルな家庭菓子は、いつも心を和ませてくれます。

アメリカンチェリーについて
アメリカンチェリーの旬は5月上旬から7月下旬頃。
国産のさくらんぼに比べて大粒で、色が濃く、実が締まっているのが特徴です。味も深いので、焼き菓子やジャム、シロップ漬けなどにも向いています。国産のさくらんぼに比べて価格もお手頃。旬の季節に、贅沢に使ってお菓子作りを楽しみましょう。

材料 | INGREDIENTS
キャセロール(15×22×H3cm)1台分
・アメリカンチェリー 20〜30粒
・粉砂糖(または上白糖、グラニュー糖) 20g
・キルシュ(さくらんぼのリキュール) 大さじ1(適宜)

【アパレイユ】
・卵 2個
・グラニュー糖(または上白糖)40g
・薄力粉 20g
・生クリーム(乳脂肪分35〜47%)200ml
・牛乳 50ml

1. アメリカンチェリーはよく洗い、種をとります。竹串で種の周りの果肉を外し持ち上げると簡単に種を取ることができます。種を取る専用のチェリーストーナーもあります。

2. アメリカンチェリーをボウルに入れ、粉砂糖を加えてまぶします。好みでキルシュなどリキュールを加えるとさらに風味豊かに。
◇ リキュールを入れない場合は、粉砂糖のみでも大丈夫です。

3. 使うまでそのまま常温に置いて馴染ませておきます。

オーブンを170°Cに予熱しておきます。

3. アパレイユを作ります。
ボウルに卵をときほぐし、グラニュー糖を加えてホイッパーですり混ぜます。

4. 薄力粉を茶漉しでふるい入れます。

5. ホイッパーを立てて、グルグルと粉気がなくなるまで混ぜます。

6. 生クリームと牛乳を加えます。

7. ゴムベラで混ぜて馴染ませます。

8. 粉砂糖を馴染ませておいたアメリカンチェリーをざっと混ぜ合わせ、シロップごとキャセロールに入れます。

9. アパレイユを茶漉しで濾しながら注ぎます。

10. 170℃に予熱したオーブン(2段の場合は下段)で35〜40分焼きます。

11. 生地のふちのあたりの焼き色がついたら焼き上がりです。

焼き立てはカスタードプリンのようなふわっとやさしい甘みとチェリーの酸味を味わえます。冷やすとモチモチとした食感の生地にチェリーが馴染み、さらに濃厚な味わいに。どちらもおすすめです。

 


Q & A


Q. アメリカンチェリー以外の果物でも作れますか?

A. 苺、杏、すもも、無花果、桃、ブルーベリーやラズベリー、ブラックベリー、オレンジ、グレープフルーツ、洋梨、リンゴなど、いろいろな果物で季節ごとに楽しめます。

Q. キルシュ以外のリキュールも使えますか?

A. キルシュ(さくらんぼのリキュール)の他に、コアントロー(柑橘のリキュール)など果物系のリキュールは合います。

FURTHERS