栗のブランデーケーキ

Marron Brandy Cake | 栗のブランデー煮と、栗の香りの移ったシロップをたっぷりと染み込ませたメレンゲをベースの『ブランデーケーキ』ブランデーケーキはパウンドケーキにシロップを染み込ませたものもありますが、こちらはきめが細かくふんわりとしたメレンゲをベース。焼きたての熱々のケーキに、熱く煮立てたブランデー煮のシロップを染み込ませ、ラップで包んで香りを閉じ込めます。日が経つごとにシロップが生地に馴染み、美味しさが増します。

かぼちゃマフィン

Pumpkin Muffins |  ハロウィンというと「かぼちゃ」を思い浮かべる方も多いかと思います。かぼちゃをくり抜いたジャック・オー・ランタンや、オレンジ色を使ったハロウィンのグッズをたくさん見かけるこの時期は、夏に収穫したかぼちゃが美味しくなり始める季節でもあります。 かぼちゃは野菜ですが、甘みがありホクホクとした食感はお菓子にも使われてきました。もっと手軽にかぼちゃのお菓子ができないかと考えたのがこのマフィン。さいの目に切ったかぼちゃをシロップで柔らかく煮て生地に混ぜ込みます。ほどよく生地に馴染みしっとりとした出来上がりに。旬のかぼちゃを味わう秋の焼き菓子です。

モンブラン

Mont-Blanc | モンブランはマロンペーストでつくるのが一般的ですが、裏ごした栗のモンブランは栗そのもの。 茹たて熱々の栗を鍋から1粒出して半分に切り、スプーンで実をすくっては木べらでていねいに裏ごします。すべての栗の裏ごしが終わり、こし器を持ち上げるとふんわりときめ細やかな栗の山。ふわっと秋の香りが広がります。 裏ごししたての栗を、砂糖、生クリーム、ブランデーと合わせてグラスに絞り出せばモンブランのできあがり。

栗のブランデー煮

栗のブランデー煮

Chestnut in Brandy Syrup | 栗の季節の始まりに必ずつくるのが『栗のブランデー煮』。 ホクホクと柔らかくなるまで下茹でした栗を、ブランデーを加えたシロップでさっと煮て漬け込みます。芳醇なブランデーの香りが栗本来の美味しさ引き立て、まろやかでねっとりとした食感に。 保存ができるので、この季節のお茶うけに、焼き菓子のフィリングにといろいろ楽しめます。穏やかな秋の陽射しが注ぐ台所で、黙々と栗の皮を剥く作業はとても好きな時間です。

和梨のムース

Nashi Pear Mousse |和梨のコンポートを使ってつくるムースです。 コンポートにした梨をミキサーにかけてピュレにし、生クリームを加えて固めるだけのシンプルなムース。コンポートのシロップをゼリーにして合わせれば、初秋のグラスデザートに。あっさりとした甘さ、さらりとした喉越し、シャキシャキとした食感が楽しい、和菓子のような梨のお菓子です。

ルバーブのクランブル

Rhubarb Crumble |  クランブル(crumble)は英語でほろほろと崩れるの意。材料をほろほろになるようにまぜ合わせ、果物などにのせて焼いたイギリスのデザートです。 初夏に旬を迎えるルバーブはクランブルとの相性抜群。大ぶりにザクザクと切って耐熱皿にのせたら、クランブルをふりかけてオーブンへ。ルバーブはとろとろに、クッキー生地はサクサクに。焼きたての熱々にアイスを添えて、家庭でしか味わえないできたて美味しさです。