かぼちゃマフィン


Pumpkin Muffins


ハロウィンというと「かぼちゃ」を思い浮かべる方も多いかと思います。かぼちゃをくり抜いたジャック・オー・ランタンや、オレンジ色を使ったハロウィンのグッズをたくさん見かけるこの時期は、夏に収穫したかぼちゃが美味しくなり始める季節でもあります。
かぼちゃは野菜ですが、甘みがありホクホクとした食感はお菓子にも使われてきました。柔らかく蒸したたかぼちゃを裏ごしてつくるペーストは、タルトやシュークリームなどいろいろなお菓子に合わせて楽しめます。
もっと手軽にかぼちゃのお菓子ができないかと考えたのがこのマフィン。さいの目に切ったかぼちゃをシロップで柔らかく煮て生地に混ぜ込みます。ほどよく生地に馴染みしっとりとした出来上がりに。旬のかぼちゃを味わう秋の焼き菓子。ハロウィンのプレゼントにも。

メキシコの原産のかぼちゃは南米から海を渡り、現在は数多くの品種となって世界中で栽培されています。日本で栽培される一般的なかぼちゃの収穫は7〜8月。数ヶ月寝かせて甘みを引き出し、秋〜冬に食べごろを迎えます。
家庭でつくるお菓子にはどんな品種のかぼちゃを使っていただいても良いですが、お菓子によく合い美味しく仕上がるのはやはり実がホクホクとした品種。水分が多いものや、実がしっかりとしているものは、煮物やポタージュには向いていますが、お菓子にするコクが浅く、少し物足りないように感じます。

材料 | INGREDIENTS 
底直径4.5cm×上直径5.5cm マフィン型12個分
・かぼちゃ(皮・種なし) 200g
・水 100ml
・メープルシロップ(または蜂蜜)大さじ3
・ブラウンシュガー(またはきび糖、三温糖)小さじ2
・シナモンパウダー 小さじ1/5

【マフィン生地】
無塩バター 60g (常温に戻す)
・ブラウンシュガー(またはきび糖、三温糖)70g
・塩 ひとつまみ
・卵 1個(常温に戻す)
・牛乳 30ml(常温に戻す)
・薄力粉 130g
・ベーキングパウダー 小さじ1
・シナモンパウダー 小さじ1
・ピーカンナッツ(砕いておく)60g
・グラニュー糖(飾り用) 適宜

◇ マフィン型がない場合は、紙製のマフィンカップでもつくれます。

型の準備
マフィン型にグラシンケースを敷いておきます。

1. かぼちゃを1cmのさいの目に切ります。

2. 鍋に水、ブラウンシュガー、メープルシロップ、シナモンを入れ、中火にかけます。

3. 沸騰したら弱火にして、1のかぼちゃを加えます。

4. キッチンペーパーで紙蓋をして、5分ほど煮ます。

5. 竹串でさしてすっと通ったら火を止めます。紙蓋をして鍋のまま冷まします。

◇ かぼちゃの品種や個体差、鍋、火加減によって下茹で時間が異なるので、時間ではなく、竹串のチェックを目安にしてください。

6. 冷めていく間に、かぼちゃがシロップを吸います。かぼちゃによって、シロップが残ることがあります。冷めてもシロップが残っている場合は、軽く水分を切ります。

オーブンを180°Cに予熱しておきます。

7.
マフィン生地をつくります。
室温に戻しておいた無塩バターをホイッパーでクリーム状にします。
◇ 室温に戻しておいてもバターが固い時は >>>

8. ブラウンシュガーと塩を合わせてふるい入れます。

◇ ブラウンシュガーは結晶ができやすいのでふるって加えますが、きび糖や三温糖の場合はふるわなくて良いです。

9. 全体が馴染むまでホイッパーですり混ぜます。

10. ときほぐした卵を2〜3回くらいに分けて加え、そのつどホイッパーで混ぜます。

POINT.
卵や牛乳が冷たいと生地が分離しやすいので、寒い時期や冷蔵庫から出したての時は材料の温度に注意します。
卵の温度について詳しくはこちら >>>

11. 牛乳を2〜3回くらいに分けて加え、そのつどホイッパーでまぜます。混ぜすぎると生地が分離することがあるので、混ぜ過ぎに注意します。水分が見えなくなればOKです。

◇ 牛乳が冷たい場合は、卵と同様にぬるめの湯煎で温めてから使うと分離を防げます。

12. 薄力粉、ベーキングパウダー、シナモンパウダーを合わせてふるいます。

13. 冷ましておいた6のかぼちゃを加えます。

◇ かぼちゃがあたたかいとバターが溶けてしまいますので、常温になるまで冷ましたものを使います。

14.粉気がなくなるまでゴムベラで混ぜ合わせます。

◇ 粉が混ざりきっていないと膨らみが悪くなります。ツヤが戻るまでしっかりと混ぜます。

15. マフィン型に生地を流します。絞り出し袋を使うと、均等に生地を流すことができます。なければスプーンでも良いです。

◇ 生地の中に固形のフィリングが入っている時は、口金をつけると詰まってしまうことがあります。口金をつけずに、絞り出し袋の口をクリップで止めて生地を詰めます。
また、写真にように容器にセットしておくと、絞り出し袋を持たずに中身を詰められるので便利です。

16. 砕いておいたピーカンナッツをのせます。

17. グラニュー糖をふりかけます。焼きがりのアクセントになります。お好みでどうそ。

18. 型を天板に乗せ、180°Cに予熱したオーブン(2段の場合は下段)で20分〜25分焼きます。

19. 竹串をさして、生地がついてこなければ焼き上がりです。

20. 焼き上がったらすぐに型からはずします。焼き上がりは生地が柔らく崩れやすいので、型とグラシンケースの間に竹串を入れて添えながら型から持ち上げます。

20. 網の上で冷まします。

<保存について>
密閉容器に入れて、常温(涼しい場所)で4〜5日ほど日持ちします。


Q & A


Q. ピーカンナッツ以外のでおすすめはありますか?

A. ピーカンナッツは油分が少なく軽い食感でかぼちゃマフィンとよく合います。くるみやカシューナッツ、スライスアーモンド、かぼちゃの種などお好みでアレンジしてみてください。

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